エンジニアがキャリアアップする方法の手段として、転職がその一つに挙げられます。しかし、転職を成功させるためには、準備や進め方が重要になってくるでしょう。
まず行っておきたいのは、転職する目的を明確にしておくことです。単にキャリアアップするという目的だけでなく、実績を積んだ後にやってみたい最終的な目標なども明確にしておきましょう。目的や目標がはっきりとしていれば、転職先を選ぶ際のミスマッチを防げます。
そして、転職活動は数ヶ月かかる長いプロセスなので、実際に転職までのスケジュールを立てていきましょう。今の会社を辞めるタイミングも含め、きちんとした計画を立てます。転職先を選定するうえでは、できる限りたくさんの情報を収集して比較検討することが大事です。目先の利益だけでなく、最初に考えた転職の目的や最終目標を軸に選びます。
希望する転職先が決まったら、応募書類や面接のための対策を練っていきましょう。実力社会のエンジニアは実績がわかる職務経歴が重視されるため、職務経歴書は入念に準備したいものです。これまでに参加したプロジェクトについて、担当した部分だけでなく規模や人数、使用ツールなども細かくまとめて記載します。
面接対策のポイントは、応募する転職先に自分の持つスキルがどう役立つのか、意欲が伝わるような内容を具体的に考えておくことです。エンジニアとしての自己研鑽もチェックされるので、定期的に勉強してスキルアップに励んでおくことも欠かせません。